アクティブ派におススメのちょっと変わった黒トリュフ狩り体験

アクティブ派におススメのちょっと変わった黒トリュフ狩り体験

カラブリア州とバシリカータ州にまたがるイタリア最大の面積を誇るポッリーノ国立公園(Parco nazionale dell Pollino)。公園内では、人里近いトレッキングコース内でも黒トリュフ狩り・ポルチーニ探し体験が可能です。採れるか採れないかはその日次第。晩春から晩秋まで楽しめる、地元レンジャー同行の黒トリュフ狩りの様子をお伝えします。

早速出発! 黒トリュフ狩り体験に必要な持ち物

早速出発! 黒トリュフ狩り体験に必要な持ち物

ポッリーノ国立公園内のトレッキングコースは出発始点があちこちにありますが、今回は「イタリアの美しい村」にも選ばれているチヴィタ(Civita)近くの始点から出発。往復約5時間の初心者向けコースで黒トリュフを探しますよ~‼
旅行者におススメしているのは初級~中級向けですが、ポッリーノ山系は2000m超級の山々がそびえ厳しい自然でも有名な場所。片道8時間を超える上級者向けコースもあります。ちなみに、初級コースでも運動靴では疲れやすいのでトレッキングシューズがあると良いでしょう。汗をかくと体が冷えるので、脱ぎ着しやすい服装は必須。さらに真夏でも薄手の長そでフリースなど防寒着の準備が必要です。さらに、手ぬぐいを首に巻いていると日焼けや汗の対策にもなりますよ。
※水筒は重いので、ペットボトル入りのミネラルウォーター持参をお願いしています。リュックサック・フリースは貸し出しあり。

人気のレンジャー流ランチ体験。自家製サラミでパニーニ休憩

人気のレンジャー流ランチ体験。自家製サラミでパニーニ休憩

スタートから約2時間半。地元の人しか知らない、湧き水スポット・折り返し地点に到着しました。ここでレンジャーのリュックサックから出て来るのは自家製サラミとまだあたたかい、早朝焼きあがった天然酵母パン! それぞれにナイフが手渡され、まな板を使わないサラミの切り方を教わったら・・・・・・早速、レンジャー流ランチの時間です。恐る恐るナイフを使ってパンを切り、これまた恐る恐る切った自家製サラミ(この日はサルシッチャとパンチェッタ)と一緒に豪快にかじりつきます。質素すぎる内容ですが、自家製サラミの凶悪すぎるおいしさと慈味あふれるレンジャー流ランチ、くせになりますよ。
食後には、真夏でも手が切れる様に冷たい湧き水で洗われた旬のフルーツ(この日はブドウでした♪)が準備されていて、小房を取って各自頂きます。ここで十分に休憩し、水筒替わりのペットボトルに水を満たしたら再出発です!

豊かな自然の中のトレッキングは驚きがいっぱい

豊かな自然の中のトレッキングは驚きがいっぱい

片道約2時間半を折り返す初心者コースを利用した今回。突然現れる急な上り坂や歩きなれないごつごつとした路面に手こずる場面もありましたが、放牧中の馬の群れに出会ったり、イノシシが黒トリュフを探した痕跡、そして黒トリュフとポルチーニ群生地の発見&収穫など、思い出いっぱいのトレッキングとなりました。レンジャーが所有するトリュフ犬の活躍を間近で見られるのも、犬好きさんには特に嬉しいポイントです。
黒トリュフは初夏から晩秋まで、ポルチーニは8月下旬以降10月いっぱいがシーズンです。自然の物なので、まったく収穫できなかった! という事もありますが、それもまた思い出。整備され尽くしていないトレッキングコースで、大自然の中で楽しむ非日常体験はいかがですか?

ポッリーノ国立公園(Parco nazionale dell Pollino)
大まかな位置カラブリア州からバシリカータ州にかけての州境一帯
※今回はコセンツァ県チヴィタ(Civita)村からのトレッキングでした。
HPhttp://www.parcopollino.it/

澤井 英里

カラブリア州コセンツァ(Cosenza)市在住。司法事務所勤務の傍ら、こよなく愛する州の紹介や現地在住コーディネーターとして各種ご案内に対応。スキーが大好きな食いしん坊ソムリエ。 素朴ながらも豊かな郷土料理とそれを支える自然環境・人・四季に寄り添ったカラブリア州での生活に美しさを感じます。

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