「花の都フィレンツェを一握したい!」絶対外せない景勝地「ミケランジェロ広場」へとたどり着く三つの道

「花の都フィレンツェを一握したい!」絶対外せない景勝地「ミケランジェロ広場」へとたどり着く三つの道

美しき中世の都、フィレンツェ。数多くある美術館、歴史的建物に教会、見だしたらきりがないほど、見どころにあふれる町です。それに、ショップやレストランを加えたら、行くところが多すぎて、どう過ごしたらよいのか、本当に迷ってしまいます。そんな魅力たっぷりのフィレンツェで、どれか一つ、ぜひ行ってほしいスポットをあげるとすれば、町を一望できる「ミケランジェロ広場」です。芸術品のように美しい町が広がるパノラマは、感動もひとしおです!
さて、この広場ですが、ガイドブックなどの地図の端っこには載っていますが、どうやって行くの?どのくらい遠いの?など、地図上ではちょっと分かりにくいことも多いです。しかし、実はそんなに難しくなく、たどり着くことができます。今回は、絶対外せない景勝地「ミケランジェロ広場」へ行く方法を3つ、途中の見どころなども交えつつご案内します。

タクシーを使う場合

タクシーを使う場合

ミケランジェロ広場は丘の上にあります。ですので、たどり着くには丘を上がらなければなりません。坂を上がるのはちょっとしんどいなあという方に、タクシーを使っての行き方をご紹介します。タクシーは、日本のように走っているタクシーを停めて乗ることが基本的にできません。タクシーを使いたい場合は、宿泊先のホテルのフロントに頼んで呼んでもらうか、写真にあるオレンジ色の「TAXI」表記のあるタクシー乗り場で乗車待ちをしているタクシーを利用しましょう。

バスを使う場合

バスを使う場合

サンタマリアノベッラ駅から徒歩5分ほどのロトンダ・バルベッティから発車している12番か13番のバスで、ミケランジェロ広場まで行くことができます。チケットは、市内バス会社「アタフ(ataf)」のカウンターや「タバッキ(Tabacci)」と呼ばれるタバコ屋なども購入することができますが、観光客の方には、トラムの各駅に設置されている自動販売機で購入するのが一番わかりやすいかもしれません。トラムとバスの共通チケットで、1回券1.5ユーロで90分間有効です(2019年2月現在)。乗車した場合は、車内に設置してある打刻機で必ず打刻しましょう。

川沿いを行きながら徒歩でいく場合

川沿いを行きながら徒歩でいく場合

次に、せっかく観光に来たのだし散策がてら歩いて行きたいという方に、徒歩で行く一番簡単な道のりをご紹介します。川沿いを行く道は景色も良く、散策にぴったりです。観光のメインスポットの一つであるベッキオ橋からご説明します。まず、ドゥオーモを背にしてベッキオ橋を渡ったらすぐ左折し、そのまま道なりにずっと歩きます。道はすぐに川沿いとなり、川辺の町並みを楽しむことができます。川に面すると、すぐにウフィツィ美術館が見えます。右手には、フィレンツェが舞台となった映画「冷静と情熱の間に」のロケにも使われた雰囲気ある路地が。さらに進むと国立図書館やサンタクローチェ教会の高い鐘楼が見えてきます。そして、ずっと川沿いを歩くとやがて見えてくる高い塔がサンニッコロ門。この門の下から坂道伝いにミケランジェロ広場へと上がることができます。ベッキオ橋から広場まで2kg弱、散歩には程よい距離ですね。

一番近道の徒歩コース

一番近道の徒歩コース

最後に、階段がちょっと大変だけど一番近道の徒歩コースもご案内しておきます。川沿いコースだと2km弱のところを約1kmの道のりで行きます。情緒ある下町を行く道は、旅情あふれる散策となるでしょう。広場へと上がる階段へ向かうには、まず中世フィレンツェの街を囲んでいた城壁にあるサン・ミニアート門をくぐります。坂道を上がると階段が見えてきます。徐々に斜度を増す階段はちょっぴり辛いですが、中世の思想家ダンテの詩が添えられた階段にルネッサンス文化華やかなりし頃に思いを馳せつつ、階段を上り切って、左手に進むとミケランジェロ広場に到着です。階段の脇は市営バラ園になっており、こちらからも町のシンボルであるドゥオーモが望めます。特にバラの花の時期は格別で、満開のバラの庭越しに望むフィレンツェの町並みは夢のような美しさです。階段に疲れたら、こちらでひと休みもありですね。
Piazzale Michelangelo(ミケランジェロ広場)
住所 Piazzale Michelangelo, 50125 Firenze (FI)
Giardino delle Rose(バラ庭園)
住所 Viale Giuseppe Poggi, 2, 50125 Firenze(FI)
営業時間9:00〜(閉園時間は季節によって変更。)
休日不定期
HPhttp://servizi.comune.fi.it/servizi/scheda-servizio/il-giardino-delle-rose

藤原 亮子

イタリア・フィレンツェ在住フォトグラファー&ライター。東京でカメラマンとして活動後、'09年、イタリアの明るい太陽(と、おいしい食べ物)に魅せられて渡伊。現在、取材・撮影・執筆活動をしつつ、イタリアの伸びやかな景色をテーマに写真作品も制作中。

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